第13回あいち経営フォーラム(11月2日)
『同友会らしい』黒字企業をめざそう
〜今こそ「社会の主役として」地域を元気にしよう

1235名の参加で開催

過去最多の参加者で学びあう
基調講演を務めた佐藤繊維(株)の佐藤正樹氏

同友会らしい学びの場

今年で13回目となる「あいち経営フォーラム」のテーマは、愛知同友会の年間活動方針でもある「『同友会らしい』黒字企業をめざそう〜今こそ『社会の主役として』地域を元気にしよう」でした。昨年6月に閣議決定された中小企業憲章にも謳われている「経済を牽引する力であり、社会の主役」であり続けるために、強い経営体質の企業づくりを呼びかけています。

参加者は過去最多の1235名。東日本大震災に端を発した未曽有の国難に、「社会の主役として」何ができるのか、中小企業経営者一人ひとりが自ら考えて行動すべき時に来ていることが、参加者数にも表れています。

基調講演は、昨年の青年経営者全国交流会で基調講演を務めた佐藤繊維(株)の佐藤正樹社長。製糸業という極めて下請け体質の強い業界にあって「自分たちが作りたいものを世界に認めてもらう」という佐藤氏の経営戦略は、参加者の大きな共感を呼びました。

共育ちをテーマに行われた第8分科会

17の分科会で経営課題を深め合う

時代の激しい変化に対応するために、昨年に続き「企業変革支援プログラム」のカテゴリーに沿って、経営者の責任、経営理念の実践、人間尊重経営の実践、市場変化への対応、付加価値を高める、の5分野で17の分科会を設営。参加者は自社の経営課題に合わせて分科会を選択し、半日かけて学び合いました。

交流会で会外や他県同友会の報告者が紹介される

参加者の手づくりで設営される交流会は今年で3年目となり、750名が参加しました。今年は岩手・宮城・福島の会員企業からも商品を取り寄せ、東北を応援する気持ちが出ていました。

来年のフォーラムは、愛知同友会創立50周年記念行事として開催します。