共同求人委員会(10月15日)
中小企業での働きがい

学校懇談会を開催
共同求人委員会では東海3県の大学・短大・専門学校の就職担当の先生に中小企業で働くことの意味をもっと身近に感じていただこうと、毎年秋口に学校懇談会を開催しています。今年は25校から28名の教職員が参加しました。会員企業の(株)東海共同印刷、ニック(株)、ひかり木材(株)の3社の企業現場を訪問しました。
中小企業とは言え、大企業にも引けを取らない労働環境が整備されていること、また中小企業ならではの高い技術や少量多品種の商品管理システム、お客様一人ひとりに対応したサービスなど、実際に現場を見ることで中小企業への理解を深めて頂きました。
その後、会員経営者から「採用の考え方と入社後の育成について」、入社3〜4年になる社員からは「この会社を選んだ理由と今の仕事内容、将来の夢」などを報告して頂きました。中小企業は大手に比べて研修期間が短く、早く一人前の仕事を任されること。そのことにより、かえってやりがいや充実感があるとの新入社員の発言に、就職担当者は感心していました。
「働きがい」に得心
会場を移して行われた懇親会では共同求人へ参加している企業の会員や採用担当者も加わり、今期の就職情勢について情報交換をしました。参加者からは「社員が話す仕事のやりがいを聞いて感動した(文系4大)」、「今まで参加した企業説明会でいちばん実になった(理系4大)」などの感想が聞かれました。
これまで築き上げてきた学校との信頼関係をさらに強化すること、そして次年度以降も「同友会の共同求人」のブランドで会社の将来を担う若い人材を採用し、企業の持続的発展につなげていきたいと思います。