西尾張支部−経営者の集い(11月18日)
時代に打ち克つ

〜同友会活動を通じヒントを得よう

林 永芳氏  (株)浜木綿

 

「会社をどうしたいのか」と問いかける林氏

経営者の仕事

西尾張支部の経営者の集いが出席者87名(うちゲスト15名)で開催され、報告者に中華料理店をチェーン展開している浜木綿の林永芳氏をお招きしました。

林氏は、地区例会で「あなたは会社をどうしたいのか」と問いかけられた時、答えに窮したと言います。目標を達成するための方法は教えてもらえても、会社をどうしたいかは自身で考えるしかありません。それは、経営者の仕事だからです。また、経営指針書を成文化することで頭の中の整理ができ、社員と共有することができるため、社員一人一人の役割が明確になってくるのだと語ります。

 

浜木綿では社員に自社のお客様を知ってもらうために、ニーズ(要求)とウォンツ(欲求)に分けて説明しています。特にウォンツは、個室や座敷を設け、落ち着いて食事ができることから、「家族で楽しい食事時間を過ごしたい」というものだととらえています。そこから「豊かでハッピーな食事時間の提供」を理念に掲げ、「豊かさの提供」を存在価値としています。

「あなたは何を売っていますか」「会社をどうしていきたいですか」との林氏の問いかけに、参加者は深く考えさせられる集いとなりました。