東尾張支部−経営者の集い(11月25日)
黒字堅持の第一歩
〜同友会で学び社員と共に
青木 姫路子氏 三洋電子(株)

「気高い思い」を胸に
リーマンショック時の取り組みにスポットをあて、ゲストも会員も学べる経営者の集いとなりました。
「何も知らないお嬢様でした。当時の思いは、雇用を守りたい。ただそれだけでした」という言葉から青木氏の報告が始まりました。同友会に入会するものの、学び方が分からず退会を考えた時期もあったという青木氏。全国行事に参加し熱い経営者と接することで、もう一度学ぶ事を決意します。
決めたら即実践。1泊2日の合宿に参加し、経営理念を作成しました。この理念を社員に浸透させたことでリーマンショックの時に一致団結できたといいます。
大切なのは「気高い思い」を持ち、それを強く思い続けること。右肩上がりだった経営も、リーマンショックで急変しますが「竹は節を作って成長する。企業も同じ。ピンチをチャンスととらえ、それを逃してはいけない」と同友会での学びを最大限に生かし黒字を出し続けています。
先輩からの「社員を幸せにせんかよ」の言葉をいつも心に、真摯に学ぶ事が大切と報告されました。その姿勢の確立こそが、黒字堅持の第一歩だと感じました。
talo-K 湯浅 直樹