名城大学との産学連携
経済の構造が明快に

中小企業を根幹に据えた経済展望
昨年の11月から12月にかけて、愛知同友会と名城大学産業集積研究所の共催による名城大学基礎講座が計4回開催されました。村松恵子教授から「『トヨタ生産方式の用語』の中国語翻訳から見る日中台言語文化比較」、山本いずみ准教授から「ギリシャ債務危機の展開」、岡部桂史准教授から「近世の商家経営と日本的経営」、伊藤健司准教授から「大都市圏の構造変化と産業立地」について研究をもとにお話しいただきました。
現代の社会・経済構造を歴史的観点から明確化し、中小企業を根幹に据えた経済展望を伺うなかで、参加者からは「これまで不鮮明であったところが、体系的な研究報告により明らかになった」などの声が聞かれました。
本講座は今年2月まで各月第1・第3月曜日に開催。今期最後となる2月は「グローバリゼーションと新しい社会的分業」、「中小企業の運動と組織〜愛知同友会50年史の編纂を通して」が開講されます。参加希望の方は事務局へご連絡ください。