名古屋第2支部−経営者の集い(3月16日)
同友会でどう変わったか

尾崎 浩一氏  (株)オプコ

「すべては自分次第」と語る尾崎氏

一社員から社長に

年度末を控えた時期に、名古屋第2支部では増強目標達成に向けた支部企画として、各地区の増強委員が中心となって「経営者の集い」を開催しました。2011年度の名古屋第3支部長で、次年度には名古屋第2支部長となっていただく予定の尾崎浩一氏に報告を依頼し、同友会での学びが(株)オプコと社長としての尾崎氏にとって、どのようなものであったのかを語っていただきました。当日はゲスト7名・オブザーバー1名を含む36名の参加がありました。

父親で創業者でもある先代社長が急逝し、一社員だった尾崎氏は「会社経営」について何の引き継ぎも準備もないまま社長となりました。先代社長と切磋琢磨してきた先輩会員の勧めで同友会に入会し、さまざまな立場や背景を持つ多くの仲間や素晴らしい先輩経営者に出会えたと語ります。

実践者の自覚を持つ

自社を取り巻く事柄に対して漠然とした課題を感じながらも、愚痴と言い訳が先に立っていた尾崎氏は、先輩経営者からの「それで、君はこれから何をするの」という厳しい一言で、評論家ではない「実践者としての自覚」に目覚めます。それからは常に物事の本質を考えるよう習慣付け、社員と向き合い、社員に会社の進む先を理解してもらうために経営指針づくりに着手。自社にとって必要なモノ、不足しているモノを皆で考え、皆で行う企業づくりに邁進中です。

「学び方を学ぶこと。自ら飛び込んで実践しなければ何にもならない。すべては自分次第です」との結びに、共感とゲストからの入会宣言を得て、新たに2つの地区が増強の目標を達成でき、年度を終えることができました。