農業部会(4月27日)
これからの農業政策 〜農業再生基本方針について

農林水産省の施策が紹介される

「人と農地」一体的に

農業部会が19名の参加で行われ、東海農政局経営・事業支援部担い手育成課課長の大浦俊一氏より、農林水産省の施策「人・農地プラン」の紹介がありました。

愛知県には自動車をはじめとする製造業やサービス業、農林漁業といった多様な産業が集積しています。そのなかでも農業に注目をすると、国内で産出額1位となる作物が多数存在し、有数の農業県となっています。しかし、愛知においても農業は厳しい状況に直面しており、今後の持続可能な力強い農業を実現するためには、基本となる人と農地の問題を一体的に解決していく必要があります。

プラン作成の利点

「人・農地プラン」は、農業者が主体となって人と農地に関する課題を解決し、国、地域行政および農業関係団体と連携をはかりながら、今後の地域の農業を継続・発展させていくための「未来設計図」です。プランの作成においては、農業者同士の話し合いや、行政、農業関係団体との密接な話し合いが課題解決の要となるため、最初の取り組みとして農業者の生の声を聞くためのアンケート調査を行う地域がみられます。

人・農地プランが策定されると、農業者は青年就農給付金や農地集積協力金、認定農業者への無利子資金の融通といった、人と農地に焦点を当てた支援が受けられます。詳しくは、最寄りの市町村、県、東海農政局までお問い合わせ下さい。