シニア部会(6月20日)
時代の決断

心の繋がりを大切にしたいと語る石井氏

地球の明日のために

東海EC(株)石井正己会長を迎え、一般社団法人アースパートナー協議会設立の経緯について報告いただきました。

社長時代は「損得」で物事を考えることが多かったという石井氏。数年前に入院した時、お見舞いに来た孫の顔を見て、「この子たちのために何か残せないか」と考えるようになりました。そして、損得ではなく善悪のものさしで活動しようと思い、「目先の利益にとらわれず『地球の明日のために』一肌脱いでやろう」と、アースパートナー協議会の基本理念に繋がりました。

 

同法人は「地球の明日と生きる」を基本コンセプトに、低炭素社会実現を目指して50社以上の企業・行政機関などが加盟。省エネ・創エネなどの設備を共同提案し、公益事業と収益事業の2面性を持つ団体です。多くの企業や組織が縦社会の日本において、新たなビジネスモデルとして横の組織を立ち上げたいと思った石井氏は、豊明地区会員とともに立ち上げたエントロピ豊明の経験を活かし、同法人を設立しました。

「お金ではなく心で繋がっている絆がある」と石井氏。みんなで次世代に幸せを生み出す商品を残していくことを第一に考え、「今後も心の繋がりを大切にしながら活動していきたい」と報告を締めくくりました。