名古屋第1支部−経営指針入門編(9月12日)
永続企業へ思いを込める

山田 健夫氏  (株)名栄社

 

山田氏の体験に学び経営理念の作成に取り組む

やりがいが湧きあがる企業に

名古屋第1支部「経営指針入門編」第1講座が開催され、59名が参加しました。第1回の内容は「同友会らしい経営指針〜労使見解・経営理念編」のテーマで、名栄社の山田健夫氏に自社の経営体験を交えながら報告いただきました。

名栄社の経営理念には、「名が栄え、人が集う会社であり続けます」と、永続企業への思いが込められています。美しい製品づくり、感動あるサービスを追求するモノづくりへのこだわり。また、明るく楽しく、前向きな社風や企業文化を作ることを定め、社員の生きがい、やりがいが湧きあがるような企業をめざしています。最後に、世に必要とされる会社であり続けると社会貢献を謳っています。

ベースとなる理念

経営指針は「理念・方針・計画」の総称であり、ベースとなる理念はしっかりとした揺らぎのないものを確立することが大事です。最終的には自立型企業づくりと、それを支える自主的社員の育成をめざします。

環境変化を的確に捉え、ぶれない座標軸を持つ、事業領域を見直し新たに企業を創業する、自社の方向性を的確な方針として示すなど、「経営指針はなぜ必要か」を押さえた上で労使見解について語りました。

その後、「何のために経営をしているのか」経営者の覚悟と、社員に対する基本姿勢について討論を行い、「経営指針作成の手引き」に沿って経営理念の作成を行いました。