障害者問題委員会(9月2日)
大空の下、秋のバリアフリー交流会

会員企業の自慢の屋台は大人気

153名が集う

障害のある人たちと触れ合い、彼らの生きざまから学ぶ秋のバリアフリー交流会。今年は、会員企業と社員、家族、養護学校の生徒や先生ら総勢153名が集いました。1年ぶりに顔を合わせる方も多く、「元気にやってる?」との声があちらこちらで交わされます。

会場となったタイヨー機械の駐車場には会員企業自慢の屋台が軒を並べます。やきそば、たこやき、五平餅などの食べ物をはじめ、飲み物、風船釣りなど賑わいを見せ、行列に並ぶ人たちの会話も弾みます。

進工舎の田中誠氏率いるバンドがビートルズナンバーを中心に幅広い演奏で会場を盛り上げ、初めて参加する人も交流ゲームで親睦を深めていました。

経営者団体ならでは

経営者団体が行う交流会の特徴を出そうと、1日インターンシップと銘打ち、働く体験が少なくなりがちな障害のある人たちに、屋台で焼いたり売ったりする体験もしてもらいました。また、タイヨー機械で働く社員たちが紹介され、その元気な姿が参加者を励ましてくれました。社員の家族も多数参加して、いつもとは違った一面に触れる機会にもなりました。

最後は、尾張西青同会長の小松竜氏(小松塗装)が自社での体験に触れ、「命はみな等しい。それを会社でも同友会でも広めたい」と締めの挨拶をし、参加者の共感を呼びました。

終了後、親の会からは経営者団体が行う交流会への期待が寄せられ、近所に住む方からは「よいことをやっている会社ですね」と電話が入るなど、地域社会はしっかりと企業の姿勢を見ていることを実感しました。