どうゆうき

▼11月15〜16日に、「人を生かす経営全国交流会」が愛知県で開催されました。そこで改めて同友会の底力を見た気がします。全国44同友会から1300名を超える会員経営者が集まり、テーマ「人を生かす経営」について学びあいました。当初から愛知同友会の年度方針である「同友会らしい黒字企業」の実践が「人を生かす経営」によってどう達成されるかということがポイントでした。さて、参加した会員はどのような学びを得たのでしょうか

 

▼自社の経営実践で「三位一体(指針、採用、共育)経営」を継続する自信がついたかどうか。同友会運動の「良い会社」づくりとしての「人を生かす経営」の実践を広めることが、自分の会社の経営にプラスになることに確信が持てたかどうか

 

▼企業経営を社会に役立つモノにするためには、それなりの利益が継続的に出せる経営でなければなりません。それは、経営者の独り善がりでは実現することができず、社員全員が自社の経営目的を理解して、共に邁進することが必要となります。社長も社員も共に生きることが求められるのです

 

▼多くの会員にとって、今回の全国交流会が、自社で、また同友会で自信を持って「三位一体」経営を語り、会社の経営現場で常に実践する上で役立てるヒントを得ることができたことを願います。そして、来年度以降、この学びが一層深まり、愛知同友会の同友会運動がさらに進化すること。また、社会を創造していく原動力として愛知同友会が認められ、全ての会員が自社の経営に自信が持てるようになることを期待します。

 

副代表理事  青木 義彦