保険代理店部会(10月29日)
労災認定と安全配慮

特定社会保険労務士  山口 剛志 氏

職場のリスクをわかりやすく解説する

労使見解を基本に

保険代理店部会はPL法施行の前年(1994年)に同業者部会として発足し、団体PL保険や、団体傷害保険・集団扱い自動車保険を会員向けに提供しています。また会員への情報提供としてセミナーを実施しており、今回は「最新の労災認定基準と事業者の安全配慮義務について」をテーマとし、72名が参加しました。

昨今の労災事故においては、今まで以上に複雑な問題を労使ともに解決していかなければならない時代となりました。多くの企業はかつての一方的な経営者側の論理から、従業員側の論理も充分に取り入れ、労使の共育ちを実現しなければなりません。

参加者からは、環境変化に対して具体的な対応への着手ができない現状や、よりよい会社を創造するために、自社の労務の考え方や施策を見直すきっかけになったという声が寄せられました。

 

(株)BSS  今川 康仁