第13期役員研修大学−第6講座(10月15日)
企業変革支援プログラムの活用 〜自社を分析し、発展への道しるべ
加藤 明彦氏 エイベックス(株)

変革は実践に始まる
企業変革支援プログラムが作られた目的は3つあります。第1に「企業変革のための必要な要素を整理分類し、自社の成長を図る物差し」として、第2に「経営者の自己診断」、第3に「経営幹部や社員と共に自社分析をしてお互いの認識の違いを理解し合う」ことです。
加藤明彦氏は企業変革支援プログラムを活用し、社員との認識のギャップに悩んできたといいます。その中で、社員の厳しい評価から自身の甘さを知り、人は物事の背景と目的を明確に理解できないと行動しないことに気付きます。どうしたら組織が一丸となって最大の力を出すことができるのかと考えた末、まずは認識のギャップを埋める話し合いから始めました。
「企業経営における人材育成は企業の付加価値の創造である」と考える加藤氏は、何事も実践することから変革は生まれると、参加者に期待を込めた言葉でまとめました。