福島同友会・相双地区レポート
がんばる姿 発信を 〜「震災記録集」発行へ向けて
事務局 政廣 俊介

全国的な連帯の契機に
震災・原発事故発生から1年8カ月、福島県の相双地域は復興のステージに立つにはまだ程遠い状況にあります。
そのような中、福島同友会相双地区では会員全員による「震災記録集」の発行準備を進めています。記録集は、震災時の会員の想いやその後の復旧の苦労を記録し同友会運動や会員企業復興に向けた財産とすることと、原発事故災害の真実とそれに負けずに頑張る中小企業の姿を発信し、全国との連帯を固める契機とすることが発行の目的です。
全国の同友会事務局員も取材を支援しており、愛知からも私、政廣が派遣されました。取材に参加した局員からは、「過酷な状況の下で、自社の存在意義を改めて確認して奮闘する姿に心を打たれた」「放射能問題で地域の将来が見えない辛さを痛感した。全国で連帯できないか」などの感想が聞かれました。