共育講座 修了式(11月30日)
経営者と社員が育ち合う

修了生の皆さんと笑顔で記念撮影

28社から81名の会員と社員が参加

第13期共育講座が全7講座を終えて修了式を迎えました。

共育講座は、経営者と社員が共に学ぶ中で、ものごとの本質の捉え方や自分の人生、生きがい、働きがいについて考え方を確立することを目指したものです。今期は、28社から81名の会員と社員が参加しました。

修了式では、参加者を代表してクリーン・ダストマンの溝口稔英社長と、社員の佐伯勝正氏が「共育講座で学び、今後自社で実践したいこと」をテーマに報告しました。

溝口氏は、「講座での学びを社員の意見を取り入れながら実践してきたつもりだったが、一緒に受講していた社員が退社し、本当の信頼関係ができていなかったことを深く反省しました。どんな環境になろうとも言い訳をせず、社員を一生守っていくという経営者の覚悟を再認識しました。誰もが人間として対等であることを理解し、互いに尊重していきたいです」と報告しました。

尊重し合い 人間らしく生きる

佐伯氏は、「人は誰もが何かいいものを持っているので、相手と同じ立場に立って話をすることでそれが見えてくると思います。経営者と社員が隠し事をせず、話し合い、協力し合い、仕事に精を出せば、必ず成果が出ます。講座に参加して、一生懸命に生きる素晴らしさを学びました。この歳にして学ぶ機会を与えてくれた社長に感謝します」と語りました。

続いて、丹羽昭夫共育委員長より39名の修了生一人ひとりに修了証が手渡され、「これからが本当のスタートです」と今後の活躍にエールが送られました。

どんな時代にあっても、企業の最大の資源は人です。そのために、社長と社員が仕事に誇りを持ち、人間らしく生きることのできる企業づくりを目指すことが肝要です。