共同求人委員会(12月12日)
地域と人をつなぐ 〜企業と大学等の就職懇談会

「中小企業の魅力とは」のテーマでパネル討論

中小企業に期待が高まる

共同求人委員会では毎年、共同求人の参加企業と学校担当者との懇談会を開催しています。今期は大学・短大・専門学校あわせて33校の就職担当者と、共同求人参加企業18社、さらに岐阜・三重の同友会にも参加を呼びかけ、総勢70名の出席がありました。

冒頭、中部学就連会長の十名直喜氏(名古屋学院大学教授)は、「地域と人とをつなぐ中小企業への期待は高まっており、そこに中小企業の魅力があるのではないか」と挨拶しました。

続いて、「中小企業の魅力とは」と題してパネル討論が行われ、最近の学生の就職意識や中小企業への期待などをキャリアセンター職員が報告。会員企業からは、社長と社員が自社での採用や共育の実例について、同友会会員企業として経営指針を大切にしていることや、採用と共育を一環で行っていることなどを報告しました。

「中小企業の魅力」をテーマに行われたグループ討論では、中小企業の採用情報が少ないことや、良い企業とそうでない企業をどうやって見分けたらよいかなど、同友会への期待も出されました。

中期的には、大企業を中心に採用活動が動き始め、学生にとってはやや持ち直し感もありますが、中小企業も引き続き新卒採用を定期的に進め、将来の幹部候補を育てることが重要といえます。