新会員オリエンテーション(12月7日)
同友会で学んでわが社は変わった

上根 崇氏  上根精機工業(株)

上根 崇氏

出会いと交流が力に

昨年12月の新会員オリエンテーションは名古屋第2支部の設営で、新会員39名、紹介者・役員39名の参加で開催されました。事務局員による「同友会での学び方、参加の仕方」の解説の後、副代表理事の上根崇氏より「同友会に入り、会社がどのように変わったか」のテーマで実践報告がなされました。

上根氏は25歳で後継者として同友会に入会。青年同友会での仲間や、地区を超えた全県・全国の会合参加で多くの先輩会員と出会い「様々な交流の中で教えられ、自身の成長と自社を客観的に捉える力になった」と語り、具体的事例として共同求人活動への参加による自身と会社の変化を紹介しました。

依頼されたら断らない

15年前、青年経営者全国交流会に参加した上根氏は、自社における自分のブレインの必要性を実感し、中途採用ばかりだった人材確保において新卒採用に方向転換。年度途中にもかかわらず共同求人委員会に参加します。ブースを訪れる学生にPRするために、自社の強みや歴史を振り返ることが「経営理念」のたたき台となりました。また、休憩室など社内整備にも着手し、初めての新卒採用の際には社内が一変、雰囲気も活性化しました。

諸先輩から教えられた「依頼されたら断らない」「役得」「自社経営のシミュレーション」は、上根氏が同友会で求められる様々な役割を真摯に受け止め、自社経営に取り組むことを実践し、実感したキーワードです。

グループ討論では上根氏の報告を基に、参加者自身が同友会で何を学び、どう自社で実践したいのかを語り、確認し合いました。