青同連協−総会・卒業式(3月23日)
未来への架け橋

壇上に集まる卒業生の皆さん

83名が青同を卒業

青年同友会(以下、青同)の総会と卒業式が開催され、13青同から83名の卒業生が新たな地区へと活動のステージを移しました。

当日は「未来への架け橋」と題され、それぞれの地区会長から卒業生へと卒業証書が授与されました。卒業生代表によるスピーチでは感謝の思いと今後の青同に対する期待、移籍後の抱負など、卒業を迎えたからこそ湧き出る言葉がつながりました。また「卒業文集」という形で卒業生の想いがまとめられ、参加者に配布されました。

現役青同会員を代表し、名古屋第4青同の菅原直樹氏が卒業生に対する感謝の気持ちを送辞として読み上げると、卒業生代表として名古屋第1青同の出分洋之氏が答辞を返しました。そして卒業生全員が起立して現役生への「ありがとうございました」の唱和で締め括りました。最後に現役生は、祝福の気持ちをつなげた花道をつくり、卒業生を拍手で見送りました。

これらの時間を共有することで、私たち青同会員が青同での活動の意義や卒業の意味、自身の卒業について考える貴重な場となったと感じます。卒業生の皆様、改めておめでとうございます。一層のご活躍を期待しています。

 

日本エムティ(株)  伊藤 豪則

 

支部総会ダイジェスト(1)

名古屋第1支部(3月27日)
世界を見据え地域に生きる 〜ワクワクかハラハラか

増強目標達成で増強委員を労う樋口義高支部長(左)

名古屋第1支部総会が総勢43名で開催され、樋口義高支部長から2012年度の活動経過が報告されました。特に、1月12日に604名もの参加者を集めて開催された名古屋第1支部および金融委員会合同例会について、盛況さが伝えられました。

増強活動報告では、多くの地区で増強目標や純増目標が達成され、支部としての増強目標も達成できたことが、当支部の活況感を表している結果となりました。

後半は、2013年度の支部活動方針「ワクワクで行くか?ハラハラで行くか?」について、樋口支部長より詳しい説明がありました。

その後、新年度役員、増強方針、予算案等が各長より発表され、最後に退任地区会長への感謝状贈呈、増強達成地区への表彰ならびに広報皆勤(最多)賞の表彰が行われ、非常に活気のある支部・地区活動が実感できた支部総会となりました。

 

(株)日本機械産業  山田 祐三

 

名古屋第2支部(3月27日)
選ばれる中小企業の追求

積極的な他地区との交流や細やかなフォローで絆を深めた実践を表彰(第2青同)するなど地区ごとに各々の表彰がなされる

名古屋第2支部総会が51名の参加で開催されました。

尾崎浩一支部長より2012年度の総括として、会員への支部の役割と存在価値の理解浸透に努めたこと。また会歴の長い経験豊富な方々に支部内で活躍いただき支部活動に厚みが出たこと。最後に全県・支部・地区の一気通貫の風土づくりとして筆頭副会長に依頼し各地区の状況把握に努めたこと、などが報告されました。

2013年度は改めて尾崎氏が支部長に承認され、昨年に続き「選ばれる中小企業の追求」を支部方針に据えて経営指針づくりをベースに「会員自身の学び」「企業の発展」「経営環境の改善」に尽力する、運動体としての支部組織にしたいと語りました。

後半は、退任地区会長への感謝状贈呈、広報活動における各地区表彰、増強目標達成地区の紹介と第2支部ベスト増強賞の発表、各地区での活動実践に対して地区会長から推薦された個人(チーム)への支部表彰と、盛大な拍手で締めくくられました。

 

名古屋第3支部(3月27日)
3つの目的を理解し、実践しよう

自社の同友会での実践を語る佐々木一道前支部長

名古屋第3支部総会では、支部長が佐々木一道氏から山内弘幸氏へとバトンタッチする退任と新任の挨拶が交互になされ、増強と広報の表彰が行われました。

佐々木氏は1年を振り返り、自社の業界が厳しい状況の中、同友会で学んだことを経営にいかに活かしてきたか具体的な事例を紹介しました。そして新年度は、今後の同友会運動を先導する役員育成担当として引き続き活動することを報告しました。

新支部長の山内氏は、「本当の意味で経営者となり同友会らしい黒字企業を目指してほしい」と話し、2013年度の活動の抱負に触れました。また同友会の本質を学び、それを自分の言葉で伝え、自社についても率直に話す雰囲気を支部役員が先導して作るよう呼びかけました。

2012年度の増強活動を振り返ると、すべての地区で純増、また5地区中4地区が純増5%を達成して表彰されました。会員同士の繋がりが強くなる仲間づくりが、第3支部の特徴の1つとしてあげられます。

新年度も支部の良さを生かし、同友会3つの目的を理解し経営の中で実践すること、学びの多い場をめざして活動することが確認された総会になりました。

 

名古屋第4支部(3月27日)
経営を語り合おう 〜実践を通じた学び共有

水戸勤夢支部長(左)が退任地区会長に表彰状を手渡す

名古屋第4支部総会は、23名の参加で開催されました。

昨年度は、「交流を深め、学びを深め、自社に生かそう」をテーマに厳しい経営環境を共に乗り越え、共に発展する仲間として活動することに取り組みました。毎月の支部役員会では、近況報告と併せて各委員会のテーマを深めました。

増強活動では、5地区が目標を達成し、支部全体でも純増率トップとなりました。各地区会長には水戸勤夢支部長から表彰状が手渡されました。

2013年度は昨年に引き続き水戸支部長を筆頭に、「経営を語り合おう〜実践を通じた学び共有」をテーマに、支部内で経営の見える関係づくりをめざします。また、地域社会への意識を深め「地域と共に」の実践を進めていきます。そして増強活動においても、自社の成長を語り伝えることを基本として、純増5%以上をめざします。

水戸支部長は、「お互いの顔が見えるかかわり合いの中で、常に自社を語ることを意識し、実践を通じた学び合いをしていきましょう。物事を自社に置き換えて考えることや物事の本質を学ぶことを大切にしましょう」と強調しました。

支部総会では、同友会理念を自社実践で語り合うことを再確認し、2013年度への大きな弾みとなりました。

 

名古屋第5支部(3月27日)
学びを生かし人を生かす

軸を確認する県総会での学びを説明する松原正治支部長

名古屋第5支部総会は、会計およびグループ長研修と併せて開催され、のべ33名の会員が参加しました。

会計研修は会計と地区会長を対象に行い、実務的な面と運営費の考え方について支部会計から説明をしました。

グループ長、室長を対象にした研修は、これが初めての取り組みです。支部内の各地区にはそれぞれ異なったカラーや良さがありますが、地区によっては複数の役を兼務するケースがあり、グループ長本来の役割が果たせていない現状があります。

そこで今回、グループ長研修として他地区の運営の仕方を知り、お互いの良さや工夫を学び合うことで、グループ長として今後どのように地区をまとめていったらいいかを明確にしました。松原正治支部長自らが不離一体の報告を行い、手法だけにとらわれない運営を心がけるため、活動の手引きの理念編を用いて説明をしました。

支部総会では、増強数、「あいどる」返信率、景況アンケートへの回答率等の目に見える数字で地区の活性化、お互いの関わり率を知ることができました。増強に関しては、地区間格差をなくすため支部で増強懇親会を開催し、ゲストの皆さんに入会への呼びかけを強めました。

2013年度は、支部役員メンバーが支部役員会を通して学べる場を作り、方針にも謳った「学びを生かし、人を生かす」という部分を追求していく予定です。