名古屋第3支部−経営者の集い(3月18日)
「今何とかなっているから」が通用するのか

梅本 昌裕氏  (株)ひかりタイプ

成長を実感していると語る梅本氏

困難に立ち向かう

名古屋第3支部の経営者の集いでは、ひかりタイプの梅本昌裕氏に同友会に入会してから現在までの学びを報告していただきました。

社長から「経営については教えられない」と言われ、梅本氏が後継者として同友会に入会した頃は、現場で働く日々が続いていました。そんな中、同友会では先輩会員の会社訪問などを通して、自身の経営者としての自覚が足りないことや、自社の課題を把握できていないことに気付きます。専務に就任後、会員のアドバイスなどを参考に社内改革を行うものの、社長とは衝突が絶えませんでした。

一方、同友会では入会1年目にして支部行事のリーダーに抜擢されます。会内をまとめる難しさや社業との両立に悩み、役員を辞めることを考えますが、「経営も同じように逃げてしまうのか」という先輩会員の一言で、奮起したといいます。

梅本氏は「同友会での学びは、自身を成長させ会社の成長にも繋がると、役を通して実感した」と語り、「経営者の孤独さも知り、社長である父親には感謝の思いでいっぱい」と締めくくりました。