東三河支部―経営者の集い(3月7日)
「孤独な経営者」から「幸せな経営者」へ
酒井 潤一氏 (有)酒井美装

仲間との交流を糧に
東三河支部は、「次年度につながる増強の締めくくりをしよう」と、年度末の3月に経営者の集いを開催しています。今年度は会外の経営者15名を含む総勢76名が参加しました。
報告者の酒井潤一氏は、創業から14年目、同友会に入会して3年半になります。創業以来ずっと、自分自身が修行時代に教わったやり方で社員に接していましたが、なかなか社員が定着しませんでした。悩みながらも誰にも相談できず、「経営者とは孤独なものだ」と思ってやってきたといいます。
しかし同友会に入会してからは、経営に真剣に向き合う仲間との交流が増え、指針・採用・共育を実践するうちに社員も次第に定着するようになりました。独立した社員とも協力関係を継続でき、事業も拡大。今では自分自身を幸せな経営者だと思えるようになりました。
報告に共感して入会
報告の途中で、過去の悔しかった経験を語りながら涙する酒井氏に、参加者も思わず貰い泣きし、「同友会で得た経験は他ではできません。私はこれからも同友会だけは絶対に辞めないです」との酒井氏のまとめの言葉には、大勢の参加者が大きくうなずいていました。
当日の入会者は3名でした。残念ながら今回は入会を見合わせた方々にも新年度には入会していただけるよう、引き続きゲストをフォローしていきます。