役員研修大学−修了式(3月18日)
人間尊重経営への道のり

第13期は50名の修了生を輩出する(写真は修了式に参加した皆さん)

50名が修了

第13期役員研修大学が修了式を迎えました。今期は受講生189名、修了生は50名の輩出となりました。

記念講演で中同協会長の鋤柄修氏(エステム・代表取締役会長)は、どの時代にあっても経営者の役割は、いかに企業を変革・発展させるべく経営努力をし続けていくかだといいます。そのために必要なのは、同友会理念の実現に向けて経営を行う「ライバル」の存在だといい、同友会で役を受けて多くの経営者と意識的に出会うことの重要性を説きました。

企業存続が厳しい時代だからこそ、経営者は限りある時間の中でどう経営実践をするかが問われています。どの企業にも共通して必要なことは、今ある仕事の効率を高めて一定の利益を確保し、それを活かして将来のための先行投資、調査・研究、人材の採用と教育を行うこと。また、それらを経営指針書に表して社員や外部に発信し続けることが大切です。

これらすべては「経営者の責任」であり、企業変革は経営者の自己変革から始まると鋤柄氏は語りました。

学びを自社で実践

加藤明彦代表理事からの挨拶では、「研修大学で学んだことを必ず自社で実践し、会社で活用できた研修大学の学びの語り部になって頂きたい」と期待が述べられました。

修了生の代表からは、「まだまだ自分自身の未熟さを感じている。役員研修大学修了を1つのスタートとして、これまで学んできたことを自社で実践し、失敗を恐れずにチャレンジしていきたい」と意気込みが語られました。