第52回定時総会(4月23日)
「同友会らしい」黒字企業づくり
 〜危機感を共有して、チャンスづくりに

【第52回定時総会特集】
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4つの分科会で活動方針を深める

全体会で同友会らしい黒字企業の意味を語る加藤代表理事

愛知同友会の第52回定時総会が開催され、380名が参加しました。今年度の活動方針を深める分科会、総会議事、全体会、懇親会の4部構成で行われました。

分科会では、「同友会と企業経営は不離一体」「労使見解の今日的意義」「条例の活用」「情報化戦略」の各課題について、これまでの到達点と新年度の重点を深め合いました。

総会議事では、来賓の大村秀章愛知県知事から「愛知県では昨年10月、同友会からの提言を踏まえ愛知県中小企業振興基本条例を制定しました。愛知は全国で2番目に出生が多く、人口が自然増の元気な県です。産業県である愛知の活力を皆さんとともに更に伸ばしていきたい。地域経済の中核である皆さまの更なるご活躍を祈念します」とメッセージを頂きました。

杉浦三代枝会長は「行政、他団体から同友会への期待も高まっています。危機をチャンスと捉え、新しい仕事づくりに取り組みましょう」と挨拶。その後、「経過報告」「決算報告」「会計監査報告」の承認と新年度役員の選出が行われ、会長に杉浦氏、代表理事に加藤明彦氏が再任、他39名の理事が選出されました。

挨拶する杉浦会長

情勢と展望を経営に

加藤代表理事は「議案書の情勢と展望から、自社の経営戦略の見直しを行いましょう。情勢変化を捉え、冷静な危機感を持って経営に臨むことが求められます。今年度は経営指針づくりを柱に同友会らしい黒字企業をめざしましょう」と熱く語りました。

全体会では4つの分科会で深められた方針を座長報告で共有し、今年度方針を再確認しました。懇親会では名誉会員の挨拶、広報・増強表彰が行われました。最後に高瀬喜照総会実行委員長より謝辞が述べられ、新たな一歩を踏み出しました。