広報部会(4月26日)
情報創造で企業をPR

情報の効果的な伝え方や魅せ方を議論する

広報活動のメリット

広報オリエンテーションが開催され、「今年度の方針説明」、「広報活動の手引き」、「あいどる運用」、「情報の取り扱いに関する留意点」が説明されました。

新広報部長の大野正博氏による方針説明では、「仲間に伝えあう広報パート2」と題して「情報創造」で中小企業の魅力をPRする、伝える力「伝力」について、熱い想いが語られました。

安藤寿氏からは「広報活動の手引き」の説明と、自身が広報部員として何を学んだかの実践報告がありました。部会の中で唯一、全地区から会員が参加する広報部では、同友会活動の全体像を見渡すことができます。また取材能力や文章をまとめる力が付き、取材先で深いレベルでの学びを得るなど、その利点は多岐にわたるといいます。

一般的に中小企業は発信力が弱いとも言われますが、そういった点を克服するためにも、広報活動への参加は力になると強調しました。

情報拡散の速さ・怖さ

「あいどるの運用」では、小塚幸輝氏よりプロジェクターを用いた説明がありました。「行事・活動報告のページ」に関する注意点など、新しい広報委員には目からウロコの内容でした。あいどるの使い方やチラシの掲載などは地区間の格差がある現状ですが、全地区の委員が活動に携わっていく中で、平準化されていくものと感じました。

宇佐見孝氏からは「情報の取り扱いに関する留意点」が伝えられました。品位を保った文章を書くこと、特にWEB上では簡単にコピー&ペーストができてしまい、SNSを筆頭に不適切な表現が広まる怖さがあるため、文章・写真の扱いには細心の注意が必要との説明を受けました。

グループ討論は「広報部会で何が学べるか」とのテーマで支部ごとに行いました。会外の人からも見られているという意識の下で、文章を書く大切さや難しさ、自分の意見の効果的な伝え方や魅せ方などに関する発言があり、活発な意見交換ができました。

 

(有)日東  酒井 裕身