役員研修大学三河校開校(6月21日)
同友会ビジョンの推進を柱に

三河校第1期生へ熱く語る加藤氏

強い組織を構築

今期で第14期を迎える役員研修大学の設立の目的は、「99同友会ビジョン」の推進や発展にありました。強い組織を構築するには、「同友会の理念・目的」を学び、「自立型企業」「地域とともに歩む」企業を目指すこと。そして、「2010年ビジョン」の実践を目指す役員の育成の場とすることに主眼が置かれました。

現在までに、のべ1056名が受講し、399名が修了しました。しかし、修了生の内訳を見ると、9割が名古屋と尾張地域で、三河地域ではほんの1割でした。

未来を展望して

愛知同友会が5000名会勢を目指すうえで、三河地域の発展は愛知同友会の今後を大きく左右する鍵といえます。そこで、同友会理念を深く理解した役員が三河地域に増えることで、より三河地域の会員企業と同友会運動の発展が期待できるとの思いから、役員研修大学三河校を新たに設置。講座内容や講師は名古屋校と同一とし、同友会理念を三河地域に広めることを目的としました。

三河校第1期には、総勢24名の受講生が集いました。受講生には、今後の愛知同友会を牽引するリーダーとなってもらうよう、その成長に期待がかかります。

役員研修大学第2講座では、代表理事であるエイベックスの加藤明彦氏より、3つの同友会理念実践をテーマに報告いただきました。

加藤氏からは、受講生に向けて、「同友会の語り部として、会員の経営体験報告だけでなく、同友会が発行している書籍にも目を通し、同友会を正しく学び、正しく実践していただきたい」と激励がありました。