産学連携
中小企業の魅力を学生に

6大学で32名が講義
愛知同友会は長年にわたって県内の大学との関係づくりをしてきました。インターンシップ研修生の受け入れは今年度が16年目となり、新卒大学生の採用活動は30年以上継続しています。こうした信頼関係づくりを通して、県内の大学から同友会への期待がますます高まっています。
その中でも、大学の授業への講師派遣活動は、年々増加しています。今年度4〜7月は、6大学で41講座26名の会員が講義を行いました。
講義では、経営者が企業経営を通して社員や社会と関わる中で感じた中小企業の存在意義や、中小企業での働きがいをストレートに語りかけ、学生の共感を呼んでいます。
受講した学生からは、「技術や知識よりもまず人間性が大切なんだと気付いた(愛知学院大学)」、「中小企業には大企業にない良さがあると分かった(愛知東邦大学)」、「何のために働くのかを考えさせられた(愛知工業大学)」などの感想レポートが届いています。
共同研究事業も開始
今年度後期には、名古屋市立大学や愛知産業大学で17講座6名の会員の講義が予定されます。また、昨年度より大学との複数年研究事業がスタート。協力企業4社から、各社の将来ビジョンや経営戦略の立案など課題を提起し、学生が研究を行うものです。今年度はさらに2社が加わります。これからも、中小企業の魅力や働きがいを学生や教職員に発信していきます。
【大学での講座】
- 愛知学院大学 「特別経営講座A」 (14講座7名)
- 愛知東邦大学 「地域ビジネス特講IV」 (12講座6名)
- 愛知淑徳大学 「インターンシップ概論」 (6講座5名)
- 愛知工業大学 「総合講義I・II」 (5講座5名)
- 愛知産業大学 「人生設計論」 (2講座1名)
- 名古屋市立大学 「問題認識特講」 (2講座2名)
- 名古屋市立大学 「地域企業活性化論」 (15講座5名)
- 愛知産業大学 「人生設計論」 (2講座1名)