東三河支部 経営者の集い(7月24日)
経営努力とは課題発見と解決への実践

馬場 愼一郎氏  データライン(株)

「同友会で学んだことは経営者の責任だ」と語る馬場氏

支部会勢を200名に

2011年に135名で発足した東三河支部は、「5年目の2015年度末を200名で迎えよう」と、毎年2回の増強例会を開催し、会員増強に取り組んでいます。159名でスタートした今年度、1回目の増強例会はゲスト7名を含む74名が参加し、愛知同友会の理事でもある馬場愼一郎氏を報告者に迎えて、豊橋商工会議所を会場に開催されました。

報告者の馬場氏は、会社の主力商品の売り上げが年々減少し続ける中でも、「これだけ減ったのだから、もう減らないだろう」と自分自身を安心させながら経営を続けていたといいます。しかし、ついに売り上げが半減したことに危機感を覚え、新規事業を立ち上げます。経営者として会社を維持するため懸念に取り組み、伸ばしてきた新規事業でしたが、気がつけば社員と自分との間に、また社員同士の間にも温度差が生じてしまっていました。

報告する馬場氏

課題を見つけ実践

そんな中で同友会に入会し、例会などで報告してアドバイスをもらう中で、経営指針を作成し、それをもとに社員とのコミュニケーションを強めながら、企業づくりに取り組んできました。

「同友会で学んだことは、経営者の責任」という馬場氏は、「経営努力とは、課題を発見し解決のために実践すること」と報告をまとめました。

グループ討論では各社の課題を出し合い、社長として明日からどのように取り組んでいくのかを話し合いました。

当日の入会宣言は2名でしたが、今後も継続して入会を勧めていきます。

東三河支部では、今後3年間で3つの新地区を順番に立ち上げる中期計画を発表しています。可能な限り多くの人数で新地区を発足するためにも、さらに増強に力を入れて取り組みます。