どうゆうき

▼愛知では、広報・報道・情報に分けて「情報創造」による戦略的な取り組みを行っています。中同協も総会議案に「組織強化と広報情報化の戦略的推進」と明記し、この情報創造について次のように定義しています。「会員の声や会員企業の情報を調査やデータに基づいてまとめ、同友会運動を分かりやすく会内や対外的に発信し連携を深めていくなど、組織強化と広報情報化を戦略的に推進する事」。このようにして、愛知で5千名、全国5万名達成をめざしています

 

▼8月22〜23日の両日、地元愛知で中同協常任幹事会後に「組織強化・広報・情報化全国交流会」(235名参加)が開催されました。これは毎年開催される「全国広報・情報化交流会」が極めて組織づくりの要素が大きいにも係わらず、半数ほどの県しか参加していない状況であり、代表理事が多く出席する常任理事会につなげることで、情報創造による組織づくりに役員の理解を得るためです

 

▼「組織強化」面では支部運営の小グループ活動に着目し、「小グループ会」活動見学に118名が参加しました。参加者からは、「運営がしっかりしている」「同友会理念を外していない」「突っ込んだ意見の交換が行われている」等の評価を頂きました

 

▼しかし、学ぶべきは県外の役員の熱意です。交流会を終えた夕刻から、懇親会には参加せず、遠いところは1時間もかけて訪問し、23時頃ホテルに帰る。そんなスケジュールでも「小グループ視察」をしたいという熱意です。それは、中小企業憲章で表す「中小企業が主役の時代」を創りたいとの信念だと思いました。

 

副代表理事  加藤 昌之