経営指針実践編講座(7月27〜28日)
計画を貫く理念とビジョン

3カ年中期計画を単年度計画・行動計画に具体化する

数字は意志を持って変える

経営者同士の討議と学び合いを基軸とした実践編講座、今回は経営計画の作成に取り組みました。最終回の8月24日は経営指針書の発表会です。

計画は日々、経営者と社員が実践をするものです。「理念」や「ありたい姿」に近づくもの、なおかつ実践する姿が思い描けるものであることが必要です。計画数値の出し方や意志統一の進め方こそ、同友会らしい経営指針の要であると強調がされました。

また、理念実現のための重点方針を明確化、貸借対照表の学習と方針を具体化する数値計画、3カ年計画と単年度計画および行動計画の立て方などを学びました。

売上計画の立て方を説明する奥長弘三氏

計画未達は経営者の責任

計画でも理念と方針の一貫性、そして妥当性を重視した意見交換がされ、改めて経営姿勢や経営理念を問われる場面が見られました。そこでは、経営者の独りよがりや無理な計画になっていないか、優先順位を明確にした社員のやる気を引き出すものになっているか、成果責任は経営者であることなど、真摯な検討が行われました。