広報部会(7月26日)
やりがいと共育ち

ハートフルハウスの取材発表をする稲垣善恵氏(夜明屋 E・D・ソア)

社員を採用し学びを検証

広報部の取材発表会として、東尾張支部はハートフルハウスを、西尾張支部は清水食品を取材した報告を行いました。

ハートフルハウスは介護保険に基づくサービスや、高齢者を対象としたサービスをしている会社です。社員が社長を助け、経営指針も社員と共に作り、指針書に個人の行動目標が落し込まれる仕組みがあります。

社長自ら新事業開拓に取り組み、高齢者でも作業ができるようにすることで地域に貢献しています。また、新卒採用が難しい業界ながら、積極的に新卒採用をしています。

理念の浸透で社内に活気

清水食品はカット野菜を中心に、農産物の生産加工販売をしている会社です。経営理念にある「明るく」「楽しく」「気持ちよく」が社員に浸透している様子でした。

新規事業を起ち上げるきっかけはクレームから。地域の特産物の生産から販売まで行い、地域貢献をしています。最近では、新商品の開発研究は社員の発案をもとに行われているそうです。

取材は企業の営業中に行われるため、普段の姿を知ることができます。2社には次のような共通点がありました。

まず、同友会で学び、実践をして検証していること。社員と共に経営指針書を作成し発表会を行っていること。社員にやりがいを持たせ、社員とコミュニケーションが取れていること。地域貢献や新卒採用への積極的な取り組みです。まさに、「同友会らしい黒字型企業」と感じました。

 

(有)ビレイパレス  小澤 一夫