第14期役員研修大学 三河校 第3講座(7月19日)
労使見解の意義を学ぶ

青木 義彦氏  (株)サンテック

青木義彦 氏

明確な指針づくり

冒頭、三河校担当の馬場愼一郎氏から、「労使見解には全社に共通するもっともなことが書かれているが、その事例は各社様々であり、本当に実践できているのか」と提起があり、報告者の青木義彦氏は経営体験報告と労使見解の文言を重ね合わせて報告しました。

青木氏は2003年に役員研修大学に参加し、労使見解の「経営者は資金計画、利益計画など長期的にも英知を結集して経営を計画し、経営全般について明確な指針をつくることがなによりも大切」という文言に気づかされます。経営者の責任において指針を作成しなければならないと、社員と共に指針作成に着手。初めは否定的な社員もいましたが、続けていくうちに前向きに行動する社員が増えてきたといいます。

労使見解の一文一文を理解し、会員企業各々の実践経験を労使見解で検証しながら様々な場で深めていく重要性を確認しました。