名古屋第4支部例会(8月26日)
いこるところに人は集まる

〜実践を通じた学びの共有

立石 克昭氏  (株)タテイシ広美社 (広島同友会代表理事)

「行き先を示し、未来に夢を」

仕事と人生を楽しむ

名古屋第4支部例会は175名の申し込みで盛況に開催されました。本例会では広島県中小企業家同友会の立石克昭代表理事より、「いこるところに人は集まる〜経営を語り合おう。実践を通じた学びの共有」というテーマで報告いただきました。

学生時代から経営者になりたいという明確な目標を持っていた立石氏。社員に行き先を示し、未来に夢を与える。それが、結果として自社の本当の存在価値・利益につながるといいます。

また、経営理念を社員にいかに納得させるかということや、経営者としての覚悟を決めて仕事を楽しむことが重要であるなど、熱く語っていただきました。

「仕事を楽しむことは人生を楽しむことである」とは立石氏の経営哲学です。これは不況や業況の変化などの困難に遭遇しても決して覆ることなく、時代のニーズに合った力強い自社の成長を築き上げてきたのです。

人も仕事も活気あるところへ

報告後は「会社に活気はありますか。どんなことを実践していますか」というテーマについて、グループ討論を行いました。参加者は自社の事例を具体的に示し、活発な意見交換が行われました。そこから「社員を巻き込んで、どのように活気づけていけばよいか。そのためには何をすればよいのか」ということを改めて考え直す機会となりました。

「いこる」は備後弁で、炭が赤く「熾(おこ)る」ことをいいます。つまり全体が火で赤くなった状態をさします。懇親会でも立石氏を囲み100名以上の参加者が活発な意見交換を行い、地区を超えて“いこる”有意義な例会となりました。