労務労働委員会−人間尊重経営塾(8月31日)
自ら考え気づく場

自社の経営課題と向き合う参加者

気づきを深める討論

労務労働委員会主催で人間尊重経営塾が行われました。参加者15名のうち半数以上が初参加となり、今回はその方々にスポットを当て、時間をかけて悩みを聞き出しました。事業継承や社員との信頼関係、経営指針の浸透についてなど、それぞれの意見交流がなされました。

この人間尊重経営塾は、年齢・会歴・会社の規模などに捉われず、相手の立場に立ってじっくりと討論をする中で、自ら考え気づく場とすることを主旨としています。

グループ討論では、(1)自分が考える経営者の覚悟とは何か、また経営者として判断をした事例について、(2)社内で実践している人間尊重について、という2点に絞って話し合いました。「人間尊重」や「対等」について、1つ1つの意味を自社経営と照らし合わせながら深く考える機会となりました。

人について考える

討論後、参加者からは、「同じように悩み、苦しみながら壁を乗り越えてきた先輩経営者と語り合うことで自信がついた。地区では得られない新鮮さがあった」と感想が述べられました。

昨年度、人を生かす経営全国交流会が開催されたこと、また今年度より、人を生かす経営推進本部が立ち上がったことにより、人間尊重や人を生かす経営という言葉が会全体に着実に広がっています。人間尊重経営塾への参加理由についても、「人について考えたい」という声が多く聞かれました。

人間尊重経営塾は、地区とは違う自分を見つめ合う場として、これからも継続的に開催していきます。