第14回あいち経営フォーラム(11月12日)
「同友会らしい黒字企業づくり」

危機感を共有して
中小輝業へのチャンスづくりに!

全体会で山本中部経済産業局長、中山東海財務局長から挨拶を頂く

1173名が参加

第14回を迎えるあいち経営フォーラムが開催され、1173名が参加しました。

杉浦三代枝会長より、「本日のフォーラムで学んで終わりではなく、ぜひ自社に持ち帰って実践していただきたい」との挨拶で開会。来賓の山本雅史中部経済産業局長からは、中小企業を支援し、黒字企業を現在の70万社から倍増させるなどのメッセージを、中山厚東海財務局長からは、「中小企業の声に耳を傾け、今後の政策立案に生かしていきたい」との挨拶を頂きました。

オンリーワン企業に

基調講演では、香川同友会会員の徳武産業(株)・十河孝男氏に報告いただきました。

十河氏は義理の父の急逝を受け、社長に就任。「義父に負けるものか」と売上を伸ばそうと奔走しますが、数字はついてきませんでした。

転機となったのは、義父の3回忌。寺の住職の、「あなたを思ってまさに命がけで事業継承したのだから、感謝こそしても張り合うことはない」との言葉に、肩の力が抜けました。

その頃、特別養護老人ホームを経営する友人から「歩きやすい高齢者用の靴を作ってほしい」と依頼されます。大手では門前払いされるこの要望に、「小回りのきく中小企業にしかできないこと」だと強い使命感を抱き、ケアシューズ市場への挑戦が始まりました。

十河氏のお客様に真に感動していただくモノづくりとサービスを追求し続ける経営実践報告は、参加者の心に響く感動あふれる基調講演となりました。

分科会でのグループ討論風景

今日的経営課題を深める15の分科会

分科会では会員の経営課題アンケートを基に、「経営者の責任」「経営指針の実践」「人間尊重の経営」「付加価値を高める/新市場創造」の4つのカテゴリーに分け、15の分科会を設営。参加者それぞれが自社の経営課題に沿った分科会に分かれ、学びを深めました。

交流会では来賓の日本銀行名古屋支店長・宮野谷篤氏より、愛知県経済のポテンシャルが高いことや、日本を取り巻く経済の趨勢を語っていただきました。また、普段は交流できない他地区・支部の会員とも歓談し、交流を深めることができました。

−写真で見るあいちフォーラム(11月12日)−

※PDFファイルでご覧いただけます。

写真で見るあいちフォーラム(PDFファイル)
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