どうゆうき

▼11月12日、名古屋国際会議場で、あいち経営フォーラムが開催されました。第1回が1998年に愛知同友会の定時総会と同時開催されてから今年で14回目となります。私自身、第5回から8回までの4年間を実行委員長として関わって以来、6年ぶりに設営に関わりました。その頃は、参加者600名余りの規模でしたが、福岡同友会が1000名規模のフォーラムを開催していたこともあり、愛知同友会も質・量ともに目指すことになりました

 

▼まず運営方法を見直し、全会員を対象にアンケートを実施。経営課題を聞き取りながら「ボトムアップ型」で、多くの経営者に求められる学びを模索しました。そしてそれを戦略的に組み立て、時代の要請に耐えうる内容に磨きあげたのです。各地区の参加目標も「自主目標」として、今では愛知同友会における2大行事(県総会、フォーラム)としての位置づけも明確となりました。今回も幹事会、実行委員会のみなさんの熱意が各地区の会員に伝わり、1173名の参加登録をいただきました

 

▼当日、徳武産業(香川同友会)社長、十河(そごう)孝男氏の感動あふれる基調講演で幕開けし、「同友会らしい黒字企業づくり」を目指して、各分科会で学びを深めました。来賓として中部経済産業局長、また今回初めて東海財務局長、日本銀行名古屋支店長に参加いただけたことも、特徴の1つでした。他県同友会はじめ、会外からも大きな関心を持っていただいている「あいち経営フォーラム」です。学んだことを実践し、「同友会らしい黒字企業づくり」を目指しましょう。

 

副代表理事  上根 崇