広報部会(10月25日)
同友会らしい黒字企業 〜三河・尾張地域取材編

3支部から3社の発表
今回の広報部会は「同友会らしい黒字企業」〜三河・尾張地域取材発表〜と題し、次の3社の発表を行いました。南尾張支部より石川商店・石川幾雄氏(豊明地区)、西三河支部より浅井製作所・浅井順一氏(岡崎地区)、そして東三河支部より加藤カム技研・加藤誠紀氏(豊川・蒲郡地区)への取材を行っての報告です。
各支部とも、同友会を熱く語る経営者、同友会理念を誠実に実行して難局を乗り越えた経営者、そこに至るまでの経緯を、本人ではなく広報部員が綿密な取材を敢行して発表しました。発表にあたってはパワーポイントや動画を使い、取材の臨場感を漂わせる工夫が見られました。
その後のグループ討論は、「同友会らしい黒字企業とは何か」というテーマで行いました。
「いい会社」の概念
「同友会らしい」とは何かを議論するグループ討論では、労使見解が主題となりました。県の方針は「同友会らしい黒字企業」ですが「同友会らしい」という部分がよくわからないという声をよく聞きます。この「同友会らしい」とは、労使見解に基づいた経営指針を実践している会社のことです。つまり、人間尊重の考え方をベースに人を生かす経営を行っていることを意味するのです。
グループ討論では労働者にとっての「いい会社」と経営者にとっての「いい会社」では考え方が違ってくるという議論がありました。その中で、雇われる側と雇う側が5分5分で互いの立場を分かり合える会社が良い会社ではないか、という意見があがりました。
また、今回の部会開催地を刈谷市にしたことで、三河地域で初参加となる広報部員がいたため、まず広報とは何かから始めるグループもあり、広報部会の重要性と必要性を再認識していただきました。これに倣い、今後は他の地域でも広報部会の開催をすることとなる予定です。
ビレッジホーム(有) 青木 俊市