南尾張支部・大府商工会議所共催−条例学習会(11月21日)
中小企業を活性させる意味

金田 学氏  愛知県産業労働部産業労働政策課主幹

中小企業の存在意義を語る金田氏

初共催の学習会に79名が参加

大府商工会議所と南尾張支部とが共催で条例学習会を行い、会員、会外経営者、行政など79名が参加しました。今回の条例学習会は、愛知同友会として初めて他団体との共催で行われた点が特筆されます。

講師の愛知県産業労働部産業労働政策課主幹の金田学氏からは、(1)今なぜ中小企業支援なのか、(2)愛知県中小企業振興基本条例について、(3)条例をどう生かすかの3点から講演をいただき、中小企業の価値を再確認する機会となりました。

金田氏は、これからの行政と民間との関係について、繋ぎ直しが必要と指摘。条例をもとに、既存施策の有効性を双方からチェックするとともに、補助金を出すだけが支援ではなく、環境整備に力を注ぐことが求められると話されました。そして、それには行政も民間も信頼をもって相手の意見を聞き、自分の立場を説明し合うことが大切であると強調。参加者に大きな感銘を与える講演となりました。