シニア部会(11月1日)
陶祖800年祭 成功を目指して

加藤 洪太郎氏  名古屋第一法律事務所

シニア世代の使命を語る加藤氏

地域貢献活動に30年

加藤洪太郎氏の住む瀬戸市は陶器の街として栄え、その礎を築いたといわれる加藤四郎左衛門景正(通称・藤四郎)が瀬戸に定住して800年が経過するのを記念し、陶祖800年祭が開催されています。その中で加藤氏は「藤四郎賛歌」の作詞を担当し、オーケストラと第九合唱団の合唱で12月8日に初演されました。シニア部会では、800年祭に対する想いをお話しいただきました。

 

加藤氏は地域貢献活動として瀬戸市民オーケストラや瀬戸第九をうたう会の活動に携わり、今年で30周年を迎えます。その活動は、上海万博で現地のオーケストラとジョイントコンサートをするなど国際的にも広がっています。

同友会や有志の勉強会で地域について学ぶ中で、「地域興しとは地域で生きる人を集めること」であり、日本だけでなく世界からも陶芸家を目指す若者が集い、暮らしを立て、その想いを生かす地域にしたいという気持ちで、瀬戸の様々な活動に関わってきました。会歴が35年を過ぎ、入会当時の先輩方から頂いた適切なアドバイスが今も生かされているといいます。

最後に、「未来を切り開く人間を発掘・育成・起用し励ましていくことが、シニア世代としての使命。それを実践していきたい」と語りました。