共同求人・共育委員会共催(12月12日)
新卒採用・社員教育の課題を学ぶ

〜採用、共育を考えるオープン例会

採用・共育を通じて、良い会社をめざす

企業は人なり

新卒採用、社員教育の課題を学ぶオープン例会が開催され、丹羽共育委員長、北川共同求人委員長より自社の経営実践が報告されました。

丹羽氏は客先の倒産を契機に経営指針の成文化に着手。会社の将来像を描くなかで、次代を担う人材育成が必要と2009年度に初めての新卒を採用。以後、継続して新卒採用に取り組んでいます。また、社内委員会の委員長に入社半年の社員を抜擢し、先輩社員と相談しながら委員会を運営することで教え学びあう風土を作っています。

社外では同友会の研修、会員有志による人間性を豊かにする研修会などへ参加している丹羽氏は、「スキルだけでなく、人間性を高めないと技術を生かせない。仕事を通じて人として成長し、社会に役に立つ人間となることが大切」と社員教育の意義を話しました。

三位一体の経営課題

続いて、北川氏からは採用の必要性を報告。経営指針実現のためには担い手である社員の採用が必要で、その社員には教育が必要となり、社員教育のためには自社の目的が明確でなければなりません。社員の将来を思えば会社の将来を考える必要があります。このように経営指針、採用、社員教育は三位一体の経営課題であると説明しました。

また、採用に取り組むことで経営ビジョンや教育システムなどの見直しが行われ会社が元気になること、若手の存在が、将来性のある会社として会社の信用を生み出すことなど、採用活動を通じた変化についても述べられました。

各社の教育、採用の取り組みも交流され、未来を考える討議となりました。