共同求人委員会(1月20日)
指針・採用・教育を一体として
〜2015春の求人活動がスタート

新卒採用の意義
新年度の共同求人活動が、参加企業73社でスタートしました。今後、合同企業説明会を始め学校懇談会などの諸活動を行っていきます。その一環として、参加企業の採用活動について学習、相互支援を行う全6回の採用戦略セミナーが始まりました。
第1回は「人事戦略と新卒採用の意義」について、リンクコンサルティングの和田康伯氏が報告を行いました。
新卒採用の目的には事業継承や技術伝承、世代交代、幹部育成などがあり、こうした経営課題の解決は経営指針に基づくビジョンを実現する会社づくりです。新卒採用は会社の将来を共に創っていく担い手の採用であり、経営ビジョンをしっかり描くことが大切です。また採用活動に取り組むことで、社員が経営理念や自身の仕事の意味を振り返ると共に自社の育成力を磨く機会にもなり、企業も社員も成長できると新卒採用の意義を語りました。

三位一体の経営課題
続いて北川共同求人委員長より、改めて採用は重要な経営課題であると報告。経営指針実現のためには、その担い手である社員の採用、教育が不可欠であり、採用した社員の将来のためには会社の将来を描く必要があります。経営指針、採用、社員教育は三位一体で総合的に取り組む課題と説明しました。
グループ討論では、各社の新卒採用の目的や課題について交流しました。初めて参加する企業からの質問に継続参加の企業が自社の経験で応えるなど、具体的な情報交換がなされました。
共同求人委員会では今後も参加企業相互の学びあい、アドバイスを通じ各社の新卒採用活動を推進していきます。