東西三河支部合同 ― 新春の集い(1月25日)
俺たちに明日はある
〜経営者は今、何をすべきか
鋤柄 修氏 (株)エステム

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東西三河支部合同の新春の集いが会員、ゲストなど201名で開催されました。
今回の新春の集いは、講演会で終わらせず、同友会らしく互いの知恵、経営体験を忌憚なく交流し合うため、31グループからなる大グループ討論を行ったことに例年との違いが際立ちます。
報告者には中同協会長の鋤柄修氏を迎え、同友会での学び、気づきをもとにした実践模様が報告されました。特に、その時々の情勢をにらみながら、自社が取るべき方向を社員と共に見出してきた体験は参考になります。また、三位一体(指針・採用・共育)の経営の徹底的な実践は、参加者から驚きを持って受け止められました。
その上で、激変の時代を乗り越えるために、今すぐ経営者がやるべきこととして、(1)プレーイングマネージャーからの脱却、(2)金と時間の公私混同をなくす、(3)学ぶ時間の先取り(1万時間勉強する)、(4)マーケットを見直し、自社の発展領域を明確にすることが強調されました。
鋤柄氏の力強く、ユーモアを交えた報告に、その後のグループ討論も弾み、激変の情勢を味方に付け将来を展望するためには経営者自らの自覚と覚悟が不可欠であること、その根幹は労使見解にあることを改めて確認し合いました。