金融アセスだより(第90回)

計画書の重要性

今期の金融委員会では、(1)引き続き愛知県版「地域再投資法(CRA)」の政策提言等の運動、(2)金融機関へのヒアリングを中心とした私たちを取り巻く金融環境の調査・報告、(3)計画に基づいた経営ができる計画書づくりの勉強、という3点を中心に行う予定です。

金融機関をパートナーとして考えるリレーションシップバンキングにも、最近話題の「補助金」にも、計画書は必要不可欠です。私自身も金融委員会で現在の金融機関の立ち位置を知り、計画書の重要性を学ぶことにより、行政の金融サービスを受けることができたり、金融機関とパートナーシップを持った経営ができるようになりました。

中小企業にとっての金融環境は、まだまだ厳しいと言わざるを得ません。しかし、現況を嘆くばかりでは何も変わりません。私たち自身が勉強し、計画を立て、金融機関に説明できる「よい会社」になれば、厳しい環境下でも発展はできるのです。

ぜひ、皆さんも金融委員会で学んでみませんか。

 

徳島興業(株)  徳島 孝志