小グループ活動
「現場」で学ぶ 〜1500社の企業訪問

小グループ会の風景(2013年8月)

2600の小グループ会合

2013年度、愛知同友会(期首会員数3343名)では基礎的組織である53地区の下に207の小グループが設けられ、このグループ会だけでも年間2600の会合が開かれました。

これ以外にも、経営指針など課題別の小グループもあり、すべて会員による自主運営で行われています。

2013年度は小グループ会の会場の6割が会員の会社で行われ、1500件を数えました。この企業訪問では、参加者が社内や工場内の雰囲気も感じながら訪問先の会員の経営体験報告を聞くことで、課題が身近になり、自らの経営に照らして、問題解決へ向けた意見交換を行うことができます。

一会合あたりの参加者は10〜15名で、近隣の企業や入会時の推薦者などもいて、よく知り合った関係であるため討論がはずみます。そしてお互いの信頼関係を基に直面している悩みが話し合われます。この議論の深まりは、地区例会のテーマへも発展させることができ、真の経営課題が全体のものとして学べるのです。

小グループ活動は、このような良い循環が求められ、企画や運営の成功に留まらない、同友会での学びを自社で実践し検証する、同友会の本来のサイクルの最小単位といえます。