同友会の飛躍を期待 〜3500名を達成して

増強推進本部長  伊藤 信夫

愛知同友会の活動と会勢の推移

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同友会理念の確信

愛知同友会は、愛知県内の法人組織率5%を目指したビジョンを掲げ、会員数5000名を目標に増強に取り組んできました。そして今年7月31日に、会勢3500名を突破したことを皆様へお知らせします。

これは愛知同友会52年の歴史のなかでも最高会勢であり、現会員一人ひとりが当会の素晴らしさを実感し、情報発信をしてきた成果だと思います。それと同時に、これまで同友会に在籍していた全ての会員の方々のご努力のおかげだと、感謝を申し上げます。

この成果は、同友会理念の原点を謙虚に学び、グループ会や例会などでの学びを各自が自社で実践することを通して、会社がどう変わってきたかを伝える地道な「語り部」の活動が、会員増強に結実したものといえます。

伊藤 信夫氏

飛躍への足がかり

中小企業を取り巻く環境は、消費税の増税やライフスタイルの変化、また自社を例にとれば職人の高齢化が進み、同業者のなかにも廃業するところがたくさん出ているような状況です。こういったなかで着実に会勢を伸ばすことができているのは、経営者自身が自らの経営を良くしようとお互いに切磋琢磨する姿勢が、同じ立場の経営者の共感を生んでいるからだと感じます。

数は力といいますが、愛知同友会はいまや力を合わせて会員の声を発信できるだけの組織になってきました。その声は行政やマスコミにもしっかりと届き、「中小企業のことは同友会に聞け」とあてにされるようになりました。

この新たな一歩は、さらなる飛躍への足がかりとなります。労使見解に基づく同友会らしい黒字企業づくりと、地域に根ざした活動で、5000名という大きな目標に向かって、みんなで力を合わせていきたいと思います。