広報部会(7月31日)
経営環境改善への取り組み

豊田 弘氏  知立機工(株)

同友会に行政や他団体からの期待が

声を集め、発信する

同友会には経営環境改善部門という組織があります。しかし、その具体的な活動についてはあまり知られていないようです。そこで7月広報部会では、経営環境改善をテーマとした報告を聞き、広報部員として理解を深め、その取り組みや意義を地区に伝えようと企画しました。

当日は知立機工の豊田弘氏より、「中小企業のことは同友会に聞け〜経営環境改善への取り組み」をテーマに、同友会の対外的な取り組みのなかから行政やマスコミから中小企業の情報を正しく発信する団体として期待されるようになった経過を聞きました。

また報告から、「経営環境は中小企業1社では変えられないが、それを改善するために声を発していこう」との思いから同友会が組織されていることが理解できました。そして、今まさに問題視されている外形標準課税導入への反対の声を上げる取り組みについても解説され、具体的にすべきことも分かりました。

国を照らす灯りに

最後に豊田氏は、「一燈照隅、万燈照国」という言葉に経営環境改善部門の取り組みをなぞらえ、1つの会社では小さな活動しかできないが、多く集まると国を変えることができる。ひいては、子孫世代に良い国を引き継いでいきたいとの思いをもって活動しているとまとめました。

同友会が声を上げる意義を改めて知るとともに、経営環境改善の重要性を身にしみて認識することができました。

 

(株)らいふぼーと  広田 建一