東三河支部(9月29日)
地域活性化は想いから 〜中小企業振興基本条例学習会

大竹 路恵氏  hair&beauty 路美容室
和田 勝氏   (有)シー・アンド・シー保険サービス

地域への思いが報告される

弱者が安心して暮らせるまちづくり

東三河支部では、「会員が条例を理解しよう」「行政や団体に同友会を知ってもらおう」と、昨年から中小企業振興基本条例の学習例会を開催しています。今年は、行政・他団体・学校・金融機関などから30名のご参加をいただき、総勢105名での開催となりました。

報告者は、瀬戸市で地域活性化に積極的に取り組んでいる大竹路恵氏と政策委員長の和田勝氏。

大竹氏は夫の死後、残された幼い2人の子どもの将来を考え、弱者が安心安全に暮らせるまちづくり、地域の子どもは地域が育み、若者が地域に根付く仕事創りに取り組みました。

大竹氏は自分の仕事で何ができるかと模索、社員の希望と同時に地域貢献ができることを考え行動しても、個人の私利私欲と誤解をされることもあったといいます。しかし、大竹氏の取り組みを近くで見守った和田氏は、「だからこそ条例を制定し、地域のみんなで地域を良くしていこう」と呼びかけました。

各自のできること、やりたいことを討議

続いて「地域活性化のために何ができますか」をテーマにグループ討論を行い、参加者はできること、やりたいことなどを発言しました。

中小企業経営者は、地域の経済的な責任だけでなく、雇用や納税を通して社会的責任も果たしています。そのことを強く再確認できた例会となりました。