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▼11月18日、名古屋国際会議場にて、あいち経営フォーラムが開催されました。1998年に愛知同友会の定時総会と同時開催されてから、15回目となる今回は1091名の参加がありました。私は第5回から8回までは実行委員長として、そして前回からフォーラムの設営に再び関わっています

 

▼今年のフォーラムも「1日同友会デー」と位置付け、各経営課題に沿った14の分科会と交流会を含め、参加者が1日かけて学びを深められるように準備してきました。フォーラムの位置付けの1つとして「経営課題を持ち寄って一同に集う場」を掲げ、各分科会では同じような課題を持った参加者が集い、報告を聞くなかで、普遍化・一般化できるものやヒントを得て、自社で実践していきます。また、経営のテクニックではなく、報告者の経営哲学や人間としてのあり方などの本質を学ぶ時間でもあります

 

▼基調講演では八木澤商店の河野通洋社長から、震災で全てを失ってから始まる経営者人生、そして地域の中小企業を巻き込んで地元を再建していく覚悟を熱く語っていただきました。同じ経営者として感銘を受けた方も多いのではないでしょうか。まさに、「地域と共に歩む中小企業」を体現されている報告でした

 

▼着実に参加者数を伸ばしているこのフォーラムでは、来賓として参加する方々も増えています。それだけ、愛知同友会が会外から注目されている証とも言えます。日々の同友会活動、そして今回のフォーラムでの学びを実践することを通じて、「同友会らしい黒字企業」を目指し、努力していきましょう。

 

副代表理事  上根 崇