国府宮はだか祭(稲沢市)

「はだか祭」は、正しくは「儺追神事(なおいしんじ)」と言い、奈良時代に称徳天皇が命じ、尾張国司が尾張大国霊神社で厄払いをしたのが、その起源です。裸男の激突という形態は、昔、いやがる人を神官が取り押さえ、捕まえてきて儺負人(なおいにん・神男)に仕立てた、そのもみ合いを受け継ぐものとされています。旧歴正月13日、神男に触れて厄を落とそうと集まった数千人の厄年の男たちが裸で揉みあいます。あびせられる手桶の水は、体熱でたちまち湯煙となります。この天下の奇祭は今年、2月9日に行われます。



全国の同友会に先駆け愛知でインターンシップ

新しい試み文系学生の受け入れ



身近に学ばせたい企業家精神
常識と経営計画の見直しが必要


どうゆうき

「環境ホルモン汚染」という言葉を聞いたことがありますか。微量の科学物質による汚染で、生物の生殖機能をコントロールしているホルモンが異常をきたし、繁殖できなくなる現象です。東京の多摩川に住むオスのコイの精巣を顕微鏡で調べたら、驚くべきことに、これから精子になる細胞とともに、メスの象徴である卵が存在していたという話もあります。こうした「生殖異変」が今、地球上のさまざまな生物に続出しています。農薬などの科学物質の危険性は発ガン性があるということで警告されていましたが、最近はホルモン異常を起こす危険性がクローズアップされてきました。このような基礎研究はアメリカが進んでいて、微量の有害化学物質の規制では、日本の数倍もの化学物質を規制の対象にしています。経済上の「規制緩和」については強力に押し進めたアメリカですが、一方、環境問題では「規制強化」をしていく傾向にあるようです。メスのオス化は人間社会でも起きているようです。一家の主権が奥様に移行してしまい、自動車はもとより、家の購入決定権も奥様が握っている家族が増えてきたようです。中途採用者でも最後は「家に帰って、家内に相談してから返事します」と言って即答しない時代です。男性の権力は家族の中では完全に失墜しているようです。それに比べて同友会はまだまだ男性中心社会です。しかし、今後は女性経営者の会員も増えて、活発な活動家が出現してくる予感がします。世の中は常に何が起きるか解らないものですから。

代表理事 鋤柄修