家康行列(岡崎市)
岡崎は東海地方随一の夜桜の名所として広くその名を知られており、毎年4月1日から15日まで「桜まつり」が開催されます。その中の最大の呼び物が「家康行列」で、歴史は古く、徳川時代から始まり、戦法を鍛練する儀式であったとされます。一般公募で選ばれた徳川家康や本多忠勝らの三河武士が鎧甲に身を固め、市内の中心街を約2時間行列をします。途中には鉄砲隊・槍隊の勇ましい演技も披露されます。今年は4月5日に行われ、例年、新学年早々の日曜日のためか、親子連れの姿も多く、約20万人の人出で賑わいます。
初めての支部総会三つの支部で開催3月14日

より地域と、より会員と密な活動づくりをめざす、その一歩でもある第一回支部総会が三月十四日、第一、第二、第四の三つの支部で開催されました。同時に十七の地区総会も行なわれ、約三百五十名の会員が出席しました。各支部総会では、活動経過と決算、新年度の活動方針や予算、支部役員の承認が行われ、終了後には、懇親会が行なわれ、大いに盛り上がりました。犬山国際観光センター「フロイデ」で行なわれた第一支部の支部総会では約二百名の会員が出席し、地元犬山市の石田芳弘市長が来賓祝辞を述べました。この中で「同友会の集会は自らを磨く人生の喜びそのもののような気がします」「日本経済も皆さんのような自己責任をとる中小企業に支えられてきたし、これからもそうです」と語り、出席者全員に強い共感を与えました。三月二十八日には、第三支部と三河支部で初めての支部総会が行なわれます。詳細は次号でお知らせします。

どうゆうき
愛知同友会が創立されて早三十五年。三五周年の記念行事としての全県をあげての研究集会「あいち経営フォーラム」が四月二十九日の総会当日行われます。女性部の設立は一九七十年。実に二十八年の歴史を持ってます。婦人部、婦人委員会、女性部(あゆみの会)、そして一九九八年、あゆみの会は発展的解消をし、新しく新生女性部としてスタートをきっています。今回のフォーラムでは分科会の一つを女性部が担当し、その報告者を私が行うことになっています。二十八年間、毎月例会を行い、女性経営者が、経営者夫人が、学び続けてきた背景にはなにがあったのでしょうか。それは、多くの会役員の方々の温かい支援があった事はもちろんですが、それにもまして学び続けたのは、本人達が学ぶことの必要性を実感していたからです。今年からは企業の女性幹部も入会資格を持つようになります。「経営の事を勉強するのにわざわざ女性部で勉強しなくとも、男性と共に勉強すれば良いのでは」との意見も出されていますが…。私が最近出逢った「ヴェールをとる科学」(L・シェパード著)から新しい理論を学び、今までは自分の体験で話していた事が、理論として話す事のできる力を持ちえました。この本に出会い、多くの事を知り得、学び続ける事の素晴らしさと、生きる事の楽しさを身をもって感じています。この事をフォーラムで皆さんに伝えたいと思います。「継続は力なり」。同友会で学ぶ事を習慣づけられた方達は終生一人ぼっちになる事はないと確信しています。
副会長丹羽スミ子