海上池(瀬戸大正池)


今まで海上の森を見る前までは深く考えずに漠然と「万博…?」「景気にも多少はプラスかな?」「いいじゃない」など、軽く考えていました。実際現地を見たら、自然破壊、生物絶滅危機など、多くのデメリットがあるような気がします。(下記の記事参照)
撮影:加藤宗男氏渇チ藤建設(三河東地区会員)


三河東地区5月16日
自然とふれあい人とふれあい新緑の「海上の森」を歩く




人工林70%自然林30%



自然のままで残してほしい




物見ずして物言えず




どうゆうき



▼「フセイン」という活字や言葉を忘れかけていたら、アフリカで民族摩擦が報道され、また落ち着かないうちに、こんどはユーゴスラビアのコソボ地域の紛争。まさに休む事なく世界のどこかで、それも人類の誕生以来営々と争い事が続けられています。50余年も戦争を知らぬ日本に対し、「平和ボケ」「世界の非常識」との雑言あっても、平和に勝るものは絶対にありえません▼コソボ紛争で「空爆中止」を聞いた時、嬉しくなりました。テレビの画面から空爆の模様がリアルに報道されるだけに身につまされます。昭和20年明け、私が8才の時でした。前夜の空襲で死んだ母と父の姪の亡骸を、無理して手に入れた棺桶らしき箱にいれ、日用品といっしょに大八車に載せて、焼出された人・人の中を、まだ燃えている町並みをくぐり、津島まで昼夜にかけて逃避した様が今でも思い出されます▼いかなる戦争でもその被害者は常に貧しき国民です。先日ケルンサミットが開かれました。コソボ紛争の戦後処理問題が大きな課題でしたが、コソボを脱出するセルビア人避難民と帰還するアルバニア系住民の問題があり、平和は遥か遠く、後遺症も深いと思います▼55回目の終戦記念日を間もなく迎えます。良くも悪くも、人類は当時の想像を越える発展をとげました。しかし残念ながら戦争の悲惨さ、人の命の大切さ、戦争の愚かさなどの教訓が活かされてはいません。情報網がこんなに進歩し、各国首脳の行き来も短時間に、かつ頻繁に行われているにもかかわらず…。なるほど、戦争は武器をはじめ近代化しましたが…。

副代表理事広瀬嘉人