盆おどり(千種区・丸山神社にて)

近所の丸山神社で盆おどり大会が開かれました。まさにお盆のさなかの8月14日。主催は地元の子供会。大勢の人が真夏の宵を楽しみました。
撮影:飛田潔氏(有)ライフ・エーディ(北地区会員)


どうゆうき


▼今年もインターンシップの時期を迎えました。昨年は女子大生二人を受入れて研修を行い、一番悩んだのは現場のスタッフでした。狭い店の中で店員やアルバイトのように接することができない、接客もできないし、レジも打てないで、随分苦労していました▼流通の話をしても新聞を読む習慣はなく、ショッピングセンターの営業も知りません。学生も10日間では訳が分からなかったことでしょう。そこで私が1日かけて市内の注目店を訪問し、現場で「貴女がお客さんならどう変えたら良い?」と聞いたとたん、彼女たちは目を輝かせました。日頃、買うためにだけ行っているお店を、少し違った目で見ることができたからでしょう▼職業指導や研修後の専門学習への意欲に影響するとインターンシップが注目され、高校や中学でも現場研修を採り入れる方向で動いています。それは教育のあり方が現場とかけ離れており、「社会には出たが何も役立たず」という批判への教育界の反省でもあるのでしょう▼職業教育や就職指導とは何なのでしょう。8月の中同協総会でのインターンシップをテーマにしたの分科会では、「高校卒業生も企業説明会や面接会に参加させて、自分の意志で職業選択を考えさせるべき」という声が上がったと聞きますが、その通りだと思います▼その後、研修を受けた二人の女子学生がお店を訪ねて来てくれたと店員さんが喜んでいました。今年は金城学院大学と日本福祉大学の女子学生二人を受入れます。違う大学の学生同士が現場で一緒に勉強でき、新しい刺激にもなるだろうと楽しみにしています。
副代表理事・鈴木孝典